メンテナンスを行うための準備と技術資料
MINIに乗り素人整備を何度か行っているうちにコツが判ってきた。やっては行けない事、準備した方がいい事、間違った考えや理解が出来ない事をコラム形式にまとめた、私が経験した実例です。
最初にお断りしておく事があります、あくまで私はミニをこれから末長く乗って行く前提でメンテナンスを行っております。その為ここ迄しなくてもといった部 分もあると思います、部品のストックなんかもしています、部品の入手難をふまえていますが、若干コレクション的な要素もあります。

MINIを整備するにあたり部品交換だけではなく、部品修理も行う事としています、使い捨て時代と言われていますが、磨いたり削ったり付け足したりで部品 の寿命も延びます、新品の部品だって追加塗装やオイルを挿したり、グリスを塗ってかの取り付けたで寿命も延びます、整備点検のサイクルを短くすれば、かな り古くなった部品も良い意味でだましだまし使えます。

 
気がつけば物置小屋に大きめの工具がぶら下がっている、こうでもしないとどこに何があるかが解らなくなるのである、反対の面にも一杯である。

インチネジ規格のUNF細目ねじ +ポジ規格ネジ

ミニに使われているビスナットはその ほとんどが、インチネジ規格のUNF細目規格ねじです。
それとプラスネジに見えるのは、ポジネジで、ポジドライバーでなければネジ頭を舐めてしまいます。
ポジネジは通常のプラスネジよりも、 強いトルクが加えられる設計で優れています。
詳しくは後記参照。


油分の重要性

始めにとても大切な話があります、MINIの整備には油分が 大切です、これはエンジンオイル交換やブレーキやクラッチオイルの量ではありません。
少々でも作業をしていくうちに気がつく事と思います、たしかに油分は汚れとも言えますが油分が無いとネジが錆びで凝固したり、その凝固のためにネジがきつ く、ネジ頭やネジ山を痛めたりします。鉄部品は以外と油分がある事により錆びません、汚れもさっと拭くと綺麗に落ちます。

文頭でわざわざ説明するのには訳があるんです、私はビスナットにオイル(エンジンオイル)やグリスを塗り締め付けます、雨水で錆び付かない様にする為で す、ネジを締め付けるとメッキがはがれ、そこから錆びが発生します、その錆びがまた雨水などで流れ、他の部分の錆びを呼び悪循環です。

作業中よく観察してみて下さい、きっと具体例に直面するはずです、また手の入る簡単な部分には円滑スプレーでもいいのですが、小さな油差しを用意して、エ ンジンオイルでもいいのでそれで給油してみてはいかがでしょうか、その方が持ちがいいと思います。
さらに、サスペンション回り等やはり雨水がかかる部分のボルトやナットにはうすくグリスを塗っています、これは効果がありビスナットが錆びにくいです。

ただし一つ注意を、スプレー式でも油差しでもいいのですがケースバイケースで使ってみて下さい、しかしこの手の油や一般的なグリスはゴム製品を痛めます、 具体的に言うとゴムが湯焼けて膨張変形するんです、そのような部分には迷わずシリコングリースを使って下さい。
たとえばサスペンションブッシュの組み付けや、ステディーブッシュなどの組付けです。

整備の事前準備と知識


ちょっとメンテナンスをとか、さらに一歩情報を身につけ確実に作業をしたいとか、私もそうです。一通り全部身につけたいと考えております、私流の事前の準備の心得を述べます。
  1. 出来るだけ日中に行ないます明るいところでの作業は作業もはかどりより安全です。
  2. 作業は朝から、理由は夕刻迄時間がありますので、もし最悪の場合部品を交換等、ショップやDAYセンターに駆け 込む事が出来ます、ブレーキ整備していてブレーキホースの根元からもげて別の車でショップに買いにいった事があります)
  3. 必要な部品は入手しておく(整備途中で、不良となった部分が発見され、本来の修理が出来ない時があります、とい うかそれが普通で...^_^;
  4. インターネット等で情報を収集する、場合により掲示板等で情報交換。
  5. 書籍等の資料を用意する「メンテナンスリペア・マニュアル」が何と言ってもおすすめです。
  6. 作業を行う場所がアスファルトならパーツクリーナやオイル、ガソリン等がこぼれると、アスファルト内のコルター ルが溶けて流れ出して、粗目状になり穴があきます。
    何かを敷くとか受け皿を用意すべきです、自宅の作業している場所はあちらこちらが穴があき、家族からも評判は良くないです。
  7. 作業をやりやすくする為に、邪魔な部品を片っ端から外す。(急がば回れ)
  8. どこのボルトかナットか分かる様に分類しておく(これが重要)
  9. 外した部品の汚れ錆びを取り除く(これは順番に外しながら行ってもいいですね)
    私は黒と銀色のラッカースプレーを切らしたことがありません(笑)
  10. 消耗部品を交換する(ガズケットなど)
  11. 各部材に破損や異常なすり減り傷などがないかを調べる。
  12. 各部を調整しながら組み立てる。(順番や締め付けトルク、締め忘れを注意する)
  13. 工具の準備、どんな工具を使うのか想定(専用工具が必要となる)
  14. ウエス(ぼろ切れ)材質的には、下着などのほうが、吸油性能がよくおすすめです。軍手(私は1ダース単位で購 入、あまり薄手の物はお進め出来ません3糸網の上グレードがおすすめ、とは言っても1ダースで300円ぐらいでウエス代わりにもなります。

    自動車の点検事項で不可欠なラジエターキャップを取り外す際は、軍手など手袋は厳禁です、理由はもし熱い冷却水が手にかかった場合、逆に火傷をひどくする からです、熱いコーヒーを空中で掛けられる場合と、熱いコーピーに手を入れるのとでは度合いが違います、かかった熱湯を振り払い手を振る事により、冷却の 効果がありますが、手袋に付いた熱湯は中々冷えません、私事ですが、私は小さな時に、足に大火傷をした事もあり、この辺については人よりちょっと敏感な所 があります、皆様も注意してください。

    逆に水温が十分下がっているか確認、OK!ならラジエターキャップを外すが、安全のため必ずバスタオルの様なウエスをかぶせて取り外します。冷却経路内 は密閉・加圧することで100℃でも沸騰しなくしてあり、ラジエターキャップを開けて大気に触れると、その瞬間に沸騰、高温の水が吹き出す危険性がありま す
  
ヘインズマニュアル(日本語版) とドライバーとかスパナの前に軍手の用意を。

こまかな部品は上記の様にワイヤーに通して保管すると整理しやすい。

デジカメが整備を救う?

前項で「片っ端からバラす」とはいったものの後で困る事があるので、幾つかを説明しておきます。

ボルトを外した、ワッシャーの入っている順番はどの順番だったっけ?
ブッシュの入れる方向は?など外してみたのはいいけれど、どの方向についていたのかが判らなくなるケースは多いと思います。実例で、バラしたブッシュがぐ ちゃぐちゃにつぶれていて、どの方向かが判らない事がありました。
  1. デジカメがあるなら用意する
    便利な世の中でデジカメの解像度も上がり、分解前や分解中の過程をとにかく写しましょ、どこにどのケーブルが刺さっていたとか、ボルトの固定位置(特にタ ペット調整ボルト等)など、後で「どうだったっけ」と思う前に撮影しておきましょう。これはぜったいお勧めです、私はこの撮影の写真を流用してこのページ を作成しているほどです。



    私の現在のデジカメは200万画素でスマートメディアの古い物ですが単三電池2本で撮影可能で旅先などでも気軽に扱え重宝しています。一人で撮影しますが タイマーや動画も撮れ、最新の携帯電話のカメラ機能の中間程度ですが応用によっては非常に助かります。実は本HPもこの記録が残っていたおかげで作成出来 ました。
  2. 外した部品の方向性を忘れるな!
    下記の絵は丸いパイプ状の中にに黒いゴムパッキンが挿入されていたとします、よく見比べてください、ゴムの切り込みが反対になってるのが、おわかりになり ますか?
    (A) が正解だとして、組み立てるときどちなのか迷います。なにかやっちゃいそうですよね。

    (A)正解 (B) 間違い

  3. 工具の使い方、締め付けるトルクはどれくらい?
    幾つか(というより本来は全て)のナットの締め付けには締め付けトルクの指定が あります。
    この作業ともなると、トルクレンチは必ず必要になる事でしょう。高価なものは1万以上ですが、2980円とかのも販売されています、これでも結構使えます よ。

    分解する事は、きっと誰でも出来る事でしょう、ただし組み立てとなると、技術(知識)が必要です、
    一つ一つは簡単な事の積み重ねですが、どの順番なのか?など、幾つかのノウハウがあります。そうですね車のメンテナンスで、工具を使う場合の原点、タイヤ 交換などはその一番よい例ではないでしょうか。そんな事いまさらなどとはプロの方でも簡単に言い切れない奥深さを感じます。
    それは、ただ交換なのか、何か問題が無いだろうか?と探し出そうとして作業するかの違いですかね。
    ホイルの交換のナットの締め方、その順番注意点等がその一例です。エンジンをばらす訳ですから、タイヤ交換よりは若干技術が必要なのは当然と思いません か。

パーツの入手方法

MINIという車は独特の文化がある、これがミニの魅力だろ う。
ドレスアップパーツを除くとタイヤ、ホイル、プラグ、ショックアブソーバ、マフラー、プラグコードハンドル、シートなどは、ミニ専門店 ほどではありませんが、いわゆる一般のカーショップでも入手で来ます。
逆に、MINI以外の車でも上記の部品は、ユーザーが選択するパーツの王道ともいえるリストではないでしょうか?
でもしかし、その他の交換部品というと意外とありません。エンジンの部品やパッキンやゴム部品を交換するなんてごく限られた事例と思います。そこまで手を 入れる事ができる、また可能な情報があるのがミニの凄いところです。
国産車の部品だとモデルチェンジが早いのか、新車が出てから3年もすると在庫切れ状態で、その後は再製造しないようなパーツがたくさんあります。

さて部品の入手はどうしたらいいのかといいますと、次のパタンが考えられます。
  1. 近所のミニショップにて入手する。
  2. 近所の一般カーショップで入手する。(タイヤやプラグなどは意外に入手できます)
  3. インターネット通信販売にて入手する。(じっくり品選びができるし、メールや写真を添付して、訳の分からない部品も 注文できます)
    自宅が札幌なので、B-WELL さんは網走という事もあり翌日発送が可能なので、よく使わせてもらっています。
  4. インターネットオークションにて入手する(新品だけではなく、格安取り外し品や、絶品が入手できる可能性がある)と くに、ドライブシャフトとかサブフレームとかガラスとか、エンジンなど大物がまとめて安価に手に入ります。

    私が過去に利用した入手先は下記です。
    B-WELL http://www.amy.hi-ho.ne.jp/b-well/
    タートルトレーディング http://www.turtle-trading.co.jp/
    ミニクラフト http://www.mini-craft.com/webshop/
    BC http://www.b-c.co.jp/main.htm
  5. 解体屋さんで入手する。(これは利用したことがありません)
  6. 土地は広い方は、部品取り用の実写を購入する。私は37000円のMINIを購入しレストアして乗っています。

電気のお勉強を少しだけ

車には、電気が使われています。その事を、ボルトとかアンペ アとかワットとか色々表現しすね。
何かの電装品を取付けたり、配線を引き延ばしたり張り替えたり、太くすれば良いのだろう等?いろいろとやってみたくなる事がある事でしょう、そんな時最低 必要な電気の知識を書き出してみました。

■ 電力(電流)に対する電線容量の選び方

電 圧
電 流
線 材(1) 線 材(2)
電 圧 電 流 線 材(1) 線 材(2)
1W
13.8V 0.08A
AWG#26

12V
0.07A


6W
13.8V 0.50A
AWG#24


12V
0.47A


10W
13.8V 0.83A
AWG#24


12V
0.72A


15W
13.8V 1.25A
AWG#22
0.30sq(mm2)
12V
1.08A
AWG#22
0.30sq(mm2)
20W
13.8V 1.66A
AWG#22
0.30sq(mm2)
12V
1.45A
AWG#22
0.30sq(mm2)
30W
13.8V 2.50A
AWG#20
0.50sq(mm2)
12V
2.17A
AWG#20
0.50sq(mm2)
50W
13.8V 4.16A
AWG#20
0.50sq(mm2)
12V
3.62A
AWG#20
0.50sq(mm2)
75W
13.8V 6.25A
AWG#18
0.75sq(mm2)
12V
5.43A
AWG#18
0.75sq(mm2)
100W
13.8V 8.33A
AWG#16
1.25sq(mm2)
12V
7.25A
AWG#16
1.25sq(mm2)
120W
13.8V 10.00A AWG#16
1.25sq(mm2)
12V
8.69A
AWG#16
1.25sq(mm2)
150W
13.8V 12.50A
AWG#14
2.00sq(mm2)
12V
10.87A
AWG#14
2.00sq(mm2)
※ 周囲温度 40 度(C)、最終温度 100 度(C)として余裕換算
※ 配線はUL1007(85度耐圧)または、それ以上のUL1015(105度耐圧)または同等品

■ 配線を選ぶ際の余裕度の目安は

実際に配線を選ぶ際は選択が限られると思います、ホームセンター等で販売されている材料は0.5mmから2.0mm程度で、車系の電材コーナで 3.5mmがある程度と思います、理由は簡単で通常車の配線で扱う電装品で2.0mmの太さを上回る機器はあまりありません、極端でないカーステレオの外 付けパワーアンプでも3.5mmもあればほとんど許容範囲内です。配線容量は大は小を兼ねますが、現実的に配線が引き回しにくくなりますので程々がお勧め です。


■ 12V電圧 と13.8Vについて

バッテリーは12Vと書かれておりますが、測定すると12V丁度ではなく電圧が下がったり上がったりしています。14V近くになる事もあります。エンジン をかけない状態では12V程度としても、エンジンがかかると充電電圧が加わるので13.8Vとかになります。
このことから、エンジンをかけた状態で、通常のライト点灯とヒーターを回転した場合で12V以下の場合は、バッテリーやオルタネータなどに何か問題がある ということになります。車の電気の計算には12Vより13.8Vで計算した方が良いでしょう。


■ 電流・電圧・電力とは

電気はやはり下記の記号が不可欠です、順番に解説していきます。
項 目

記 号
説 明
電 圧 ボ ルト V
電圧は、電流を流すための圧力です、自動車の 基本電圧は13.8Vです
電 流 ア ンペア A
電流は、電線の中を流れる電気の量ですどれく らい電気が流れるかを表します
電 力 ワッ ト W
電力は、電流によって単位時間になされる仕事 の量/仕事率です
電気の消費電球の容量によく使われていますね
抵 抗
オー ム
Ω
電気抵抗です、電球,ステレオ,モータも抵抗 の一つでスピーカもそうですね

■電力の求め方は、何ワットかを計算する場合は、下記の数 式で算出します。

電力(W)=電流(A) x 電圧(V) とか、 P(W)=E(V)xI(A) と表します。

家庭 の AC100Vで1000Wの電子レンジは、下記の値になります

      電力(W) 1000(W)
電流(A) = -------- = --------- = 10A
      電圧(V) 100(V)

も し車で使った ら?
下記の様に83Aで、とんでもない電流が流れます、家庭の延長ケーブル等に使われている配線等では火を噴くことになります。

      電力(W) 1000(W)
電流(A) = -------- = --------- = 83A
      電圧(V) 12(V)

実際に車に使う場合の例題として

電 圧(V)
電 流(A)
1Wとは 1V の電圧で 1A の電流が消費される電力
6Wとは 12Vの電圧で 0.5Aの電流が消費される電力
12Wとは 12Vの電圧で 1A の電流が消費される電力
55Wとは 12Vの電圧で 4.5Aの電流が消費される電力
100Wと は 12Vの電圧で 8.4Aの電流が消費される電力

■ オームの法則について

本にはこう書かれています > 電流I=電圧V/抵抗R
数式を覚えるというより、何かあった問いに閲覧するという事で。オームの法則は、抵抗器の両端に電圧をかけると抵 抗器には電流が流れます。同じ電圧なら、抵抗器の抵抗の値が大きいほど流れる電流は小さくなります。
大きな抵抗の抵抗器にたくさんの電流を流したいときは、かける電圧を大きくします。かける電圧・抵抗の値・流れる電流の大きさの関係を表したのがオームの 法則です。
V=RI (V) 電圧を求める場合
【例】 100オームの抵抗に1Aの電流が流れた場合
100(ohm) x 1(A) = 100V

I=V/R (A) 電流を求める場合
【例】 100オームの抵抗に12Vの電圧をかけた場合
100(ohm) = 8.33A
12(V)
R=V/I(OHM) 抵抗を求める場合
【例】6Vの電圧をかけたら2Aの電流が流れた場合
12(V) = 6(ohm)
2(A)

■ヒューズの容量の決め方は
ヒューズの容量の決め方は、ショー トの際電線や機器を傷めないで、回路を遮断して発火や発熱を押さえる事が必要です。
近年のMINIは年数が経った車両が多いので、配線の老化も進んでいます、新車時より同じ負荷を繋いでもハーネスの発熱が多くなるのは当然でしょう。
例えば10A規格のライトがあり、余裕を持って15Aのヒューズを付ける、通常ならベストの選定なのでしょうが、実際は電線が経年老化で抵抗分を持ち 12Aの電流が通常流れている可能性もあります、この場合3A程度の余裕しかなく、よく切れるヒューズ容量になる可能性があります。
ショート事故防止だけなら20Aのヒューズでも問題ないのですが、なにせMINIのハーネスは年式等により、微妙に余裕がないところがあり、実際ハーネス が熱で硬化していたりますから困った物です。

55Wのランプを1個取り付け多場合は
55W = 12(V) xX(A)
(電力) (電圧) (電流)
X(A) = 55(W)÷12(V)
4.5833A(約4.6A)ですので5A以上のヒューズが必要です(10Aで良いでしょう)

100Wのランプを1個取り付け多場合は
100W= 12(V) xX(A)
(電力) (電圧) (電流)
X(A) = 100(W)÷12(V)
8.3333A(約8.3A)ですので10A程度のヒューズが必要です(15Aや20Aで良いでしょう)
※ヒューズの計算の電圧を13.8Vではなく12Vで計算しています、ヒューズの容量に余裕がプラス為です。

■配線の太さの決め方
各ワット毎の配線の容量(太さ)に付いて
配線 の規格(一般 の容量の規格値としては)
JAPAN(sq)mm2
USA(AWG)
最 大(W)
最 大(A)
0.50sq
AWG20#
138W
10A
0.75sq
AWG18#
207W
15A
1.25sq
AWG16#
262W
19A
2.00sq
AWG14# 373W
27A
3.50sq
AWG12# 510W
37A
5.50sq
AWG10# 676W
49A
8.00sq
AWG 8# 842W
61A
※気温30℃、配線温度60℃という条件 ※通常のより線で12V時(より線とは複数本の線材を束ねた配線)

配線は電気を流すと熱を持ちます、ちょっとでも熱を持ったら 異常という訳ではありません。ただ熱を持たない太さ(容量)に越した事はありません。上記値は 連続運用の絶対最大値で、車では上記の条件以上に必ずなります。
上記の温度をちょっとでも上回ると、いきなり燃えたり溶けたりはしないのですが、長時間では導体もビニール被覆も偏食や変固してしまいます。
実際どの辺が 目安になるのかと言いますと、下記等を目安にすると良いのではと思います。

実際 に車に使う場合の目安は
JAPAN(sq)mm2 USA(AWG)
推 奨最大(W)
推 奨最大(A)
0.50sq
AWG20#
60W
5A
0.75sq
AWG18#
80W
7A
1.25sq
AWG16#
140W
10A
2.00sq
AWG14# 200W
15A
3.50sq
AWG12# 320W
20A
5.50sq
AWG10# 500W
25A
8.00sq
AWG 8# 700W
30A
※上記は通常のより線12V時の容量目安で、より線とは複数本の線材を束ねた配線を言います。
日本・ドイツ mm または mm2(sq) ※sq=スケア
米国 AWG・No または MCM ※ AWG=アメリカン・ワイヤー・ゲージの略です
英国 in2 (最近mm2に変わりつつある)
AWGとは電線の規格でアメリカ (UL)規格で、一般に入手出来る配線では高級グレードと言えます、一般の配線より耐熱性や通電電圧などの耐久性が優れております。例 UL1015 #16AWGなどと表示されている。
UL1007は300Vまで使え、温度は85度まで耐えれます。UL1015 とは600Vまで使え、温度は100度まで耐えれます。

■配線の太さ換算表
AWG
mm2

AWG
mm2

AWG mm2
6
13.3

15
1.65

24 0.2
7
10.55

16
1.3

25
0.16
8
8.4

17
1

26
0.13
9
6.5
18
0.8

27
0.1
10
5.2

18
0.65

28
0.08
11
4.1

20
0.52

29
0.065
12
3.3

21
0.4

30
0.05
13
2.6

22
0.32



14
2.1

23
0.26




■ボルトアンペア(VA)とワット(W)について

ボルトアンペア(VA)とは、電気機器が動作するために必要な電力(入力)をあらわす単位で、実際に加わった電圧(ボルト:V)と、実際に流れている電流 (アンペア:A)との積を表したものであり、皮相電力と呼ばれています。
対して、ワット(W)は実際の電力消費量を示す測定単位であり、有効電力と呼ばれています。皮相電力と有効電力の比を表す値として力率があります。これら 3つの値の関係は以下のとおりです。

有効電力(W) = 皮相電力(VA) × 力率

容量計算の再には、力率は0.6〜0.8の範囲を用います。

■容量の計算方法

実際の容量の計算方法は以下の通りです。

* VA値の表示の場合はその値を利用する。
* A(アンペア)表示の場合は次の式にて求める。
例)VA値 = 100V(ボルト) × 1.5A(アンペア値)  > 150VA
* W(ワット)表示の場合は次の式にて求める。
VA値 = ワット値 × 1.43 (VA値 = ワット 値/力率(0.7) ) 

ジャッキアップと馬の使い方

ジャッキアップは必要不可欠で、もっとも危険が高い作業で す。
重い車を持ち上げ、その持ち上げた状態で作業をするですから、さてミニて使えそうなジャッキは2種類です

1)純正の車載ジャッキ
純 正のジャッキは、ボディー下部に引っ掛けてハンドルをくるくる回すと車体片側が前輪後輪一緒に持ち上がると言う画期的にジャッキです、タイヤ交換以外はお 進め出来ません、その理由は構造が弱い、ジャッキアップ時ボディーをゆがめる、実際ドアを閉めるときつくて閉めにくかったりする。
2)フロアジャッキ
下の写真がその現物で手軽で丈夫で確実です、近年安価になり 個人でも持っている方は多いのではないかと思います。
特に雪国のカーオーナーは、夏冬のタイヤ交換に便利なため非常に普及しています。
国産車に多いパンタグラフ方式があるにもかかわらず、このジャッキを使う方は多いはずです。

このジャッキを購入する際のポイントは、低い車高の車もOK!なロワード仕様の物を購入するのがベストです。
最大持上げ量は2.5トンクラス以上(下記は2.5トン)
持上げ接合部には樹脂製のアタチメントと延長アタチメントが付属しています。ハンドルは取り外しができる物がほとんどで、安価なときでは1980円から販 売されています(私は2980円でした) でもあんまり小型なのものは、丈夫さに欠ける物もあるようです。
  

たまには工具も整備が必要、馬のシリンダー部にサッと錆び落とし黒色塗装。

下記は「馬」といわれている台座です、高さが調整出来、ジャッキで上げた下にこれを配置、その上に車をおろす事により、安定した作業が出来ると言う製品、 これはぜひ4脚同時に使ってください、たまに2脚だけ使用している方を見ますが危険です。水平に4脚は位置して、その上に車体をのせてください。

馬に車体をのせる時どこに、乗せるのかと言うと、意外と安心して乗せれる場所が無いのがミニの弱点かな?
変な場所にのせるとボディーをへこます事になります。

馬やジャッキを柔らかい舗装の上で使うと、車重でアスファルトがへこんで穴があきます、なにか固い平らな当て板を引いてからジャッキや馬を配置してくださ い。さらにめり込んで車体バランスが崩れて、外れたなどという事故も多いそうです。

とにかく下回りの場合作業をやりやすくするのが一番「急がば回れ」である。
限界までジャッキアップする、コツは写真の通りである。馬だけではまだ安心出来ないので、2個の前輪へブロックを挟み込んだ上に馬をかけている、馬が外れ ても作業スペースは得られる。さらに通常は純正ジャッキも軽くかけたままで3重の保護です、これくらい車高を上げると広々と点検できます。

  

プチ・エンジンクレーンの製作

エンジンクレーンは、近年個人購入できる範囲のコストとなってきました、色々調べた所40000円弱します。
しつかりした作りで便利そうですが1年に1回使うか使わないかなので、それ以外邪魔になると考え、建設用足場組み立て材料で自作しました、普段はばらして 保管でき作ってみて思ったよりもしっかりしていていい感じです。

製作に使った材料は、下記の足場組用材料です。

足場パイプ 1m 2本
足場パイプ 1.5m 3本
足場パイプ 2m 2本
つなぎ金具 V型2個
つなぎ金具 自由形6個
つなぎ金具 固定型2個 (今回の組み立ての場合、上部の2個は必ずこのタイプ を使います)

上記で6000円程度でしたが、2005年7月現時点で鉄が 値上がりという事で以前より部材が高くなっていました、1年前なら5000円以下は間違いなかったと思います。
チエーンブロック 1ton1本 ※0.5tで十分で、これは借り物ですが購入すると 8000円でした。
エンジンに回すナイロン平ベルト 1本1980円
これはチェーンなどでも可能ですがキ ズが付かない為にもお勧めです。

  
金具で組み立ていきます、17mmのスパナが必要です。


つなぎの金具と1tのチェーンブロック(樋口さんからの借り物..^_^;)

  

  

  
V字型固定金具をうまく使います。
 
一番上のパイプを固定している金具2個は「固定型の金具」でなければいけません、強度が保てません。
必要に応じ写真緑色部 分に追加のパイプを取り付けると横揺れに丈夫になると思います、

   
チェーンブロックを固定します(固定方法は手持ちの部材でまかないました)

組み立て時間は余裕を見ても30分程度で完成します。アスファルトにパイプが突き刺さるので、当て木をしています。
ジャッキアップを含め何かと使い道があります。

この状態で簡単に持ち上げる事が出来ました。写真がないのですが、ナイロン製の平バンドにてエンジンを引っ掛けて持ち上げます。ここまでの作業は、なんと か全て自分一人で可能でした。


エンジンの積み込み

もし(というか、もうやっている人が いるみたいです)参考にする方は、 作業には注意してくださいね!
エンジンの積み込み手順で写真ではスターターが付いています が、外しておいた方が無難です。

  
積み込み前のエンジンの様子。

  

始めにクレーンを車の前に置きます、エンジンを木材の上に置きます(クッション代わり)
つり上げ用の強化バンドを掛けます。

バンドは1本の紐状でそれを上記右上図の様に通して縛っているだけです、これが意外に取れない。
あとは意外と簡単で、エンジンはすぐ持ち上がります。
  
上記では、車体をジャッキで持ち上げていませんが、実は積み込みの際ドライブシャフトが邪魔なので、タイヤを外して一度前側のサスペンションをバズしまし た。これの方が時間がかかりました。

  
降ろす際は、慎重に....

 
上記の例では、降ろし終 えたらエンジンマウントをボルトナットで固定します。
次に左右のドライブシャフトを差し込み、ドライブシャヅとブーツを取付けミッションロッドを接続しました。

まだエンジンヘッドが取 付けられていないので、乗せ終えたあと他の取り付けが容易ですので、最後に取付けます。


工具の種類と使い方

工具は色々あれこれやっているうちに、どんどん増えます、下 記の工具は物にもよりますが、5年間ぐらいで一気に増えました、この辺も趣味としての部分もあ りますので、必要な物からとなると思います。
下記の工具はセット物ではなくバラ売りでそろえた物ですが、ボックスレンチ等はセット物からエントリーした方が経済的だと思います。
通販でも入手のほうがかえってコストや時間短縮できると思い ます、下記などがお勧めかな。
  1. ストレート http://www.straight.co.jp/
  2. アストロプロダクツ http://www.astro-p.co.jp/
  3. エイビット http://www.abit-tools.com
工具箱

ともかく工具箱は丈夫な金属ケースが良いと思います、私は下記のような1000円程度の鉄板ケースを使っています。
丈夫で大きさも手頃、角が丸いので環境にも優しい、シンプル・イズ・ベストですね。
回りにクッションフォムスポンジ(両面テープ止め)を巻いており、他に傷をつけないようにしています。


電動工具類

電動工具はやっぱりここ一番に使う事になりますね、近年安価な工具が出回っていますが、そんな物でもあると無いとでは大違いです。

充電ドリルはパワーも十分、穴あけやカップワイヤーによる錆び落としや部品磨き、ハンドグラインダーは金属の切断や同じく、カップワイヤーによる錆び落と しや部品磨き、砥石は削り様と切断用の2種類あります。
充電ドリルは12Vタイプがおすすめで、ハンドグラインダーは1980円等でも入手出来ますが、安価な製品は高級品と違い連続通電に弱いので、休み休みで 使ってください長持ちするコツです。連続で使うと急激にカーボンブラシが減り熱で軸受けまで解けてしまった例があります、ブラシは交換可能です。
また当然特にこの手の作業時には、厚手の軍手の着用を心がけてください、怪我を最小限に抑えれます。

  

ドリルの切り先やカップワイヤー等は安価な物でも結構使えま す。

電動工具ではありませんが、バッテリー充電器も用意したい物 です。忠告ではありませんが、あまり安価な物は寿命が短かったり、充電能力が低い物があるよう です、それと最低でも充電状況を確認できるメーターが付いている物にしましょう。

専用(特殊)工具類

ボールジョイントプラー

ミニのサスペンション回りの作業に、必要なのが下記ボールジョイントプラーです、これが無ければサスペンションは外せません。
 

上記はスイベルハブに当てて、外そうとしてる雰囲気を演出し た写真です。

グリスガン

グリスアップ用グリスガンです、下記のグリスガンはフレキシブルホースチューブ付きで作業がやり易いです。ニップルに取り付ける(刺す)時はまっすぐで、 取り外すときは横にねじります、そうでないとホースチューブの先を駄目にしてしまいます。
  1. 一般グリース(1本200円程度の)
  2. 高級グリス(ウエア系=高速ベアリング/耐水性の高い物)
  3. ラバーグリース(シリコングリスで流用可能)
  4. ブレーキグリース(パッドの裏に塗るやつ

リベッターとナッター

下記がリベッターです、リベットを止める工具でハンドリベッターとも言います。ミニのオーバーフェンダーの取り付けでよく使われます。
 

下記がナッターで、ミニのドアミラーの固定等に使われます、 鉄板にナットを圧着で来ます。
 

ラバーコンプレッサー

下記がラバーコンプレッサーと言います、ミニのサスペンションのスプリングの役目をする、ゴムの固まりがであるラバーコーンをこの工具で強制的につぶし本 体に取付けたり、取り外したりする問いに使います。
まさに専用工具です。
ラバーコーンのモデルによりねじ切りサイズが2種類ありますので、どちらで未使える工具が一般的なようです、ネジシャフトにはグリスなど円滑油を塗布して 使わなければ工具を痛めます。
ねじ切り部にはオイルを挿して使いましょう、ねじ切り部分に削れ鉄粉が付着している場合は、パーツクーナで洗い流し、新たにグリスを塗ります、そうしない と、ねじ切り部が鉄粉で削れ、ネジ山が馬鹿になります。
油差し等工具のメンテも大切です。

l-008.jpg

万力と作業台

使ってみてやっぱり便利なのは作業台と万力です、これがなければ上記のボールジョイントのナットやスイベル等についた部品は外せませんでした。始めは ホームセンターなどで「こんなきしゃなな作業台なんで!」などと思っていましたが、使ってみるとやはり作業台っていいですね。
  



万力と簡易作業台は、作業時に不可欠となりました、部品を しっかり固定してワイヤーブラシをかけたりその他作業が確実かつ効率よく出来ますし、安全面から行っても大変優れものと思いました。
2005.8 に壊れました、もう少ししっかりした物でなくては使えないんですね、MINIの修理ともなると....


レンチ類

スパナ

ボルトナットを扱う時一般的なのは、スパナでしょう(左下)、両端にサイズが違う組み合わせになっている物が一般的です。
MINIを扱うときはサイズは6mmとかから、22mm,24mm,30mm,33mm,35mmなどを使うときもあります。

ところで、ミニのボルトナットはインチサイズですので国内で販売されている、ミリ規格のレンチではぴったりと合いませんが、私はボックスレンチ以外は実は ミリを使っています。
理由はほとんどソケットを使うためです、でもよく使う1/2incだけは購入しようかなと思っています。例として1/2incは13mmで代用出来ます。

メガネレンチ

しっかりとボルトナットはめ込み、特徴は外れにくいのと、スパナが60度単位で回せるのに対して、メガネレンチは30度単位で回せます。
注意しなければならないのが、このレンチのミリ規格でインチネジを回して、もし滑ったりしたら、ボルトナットは完全に舐めてしまいます。
そういう意味では、スパナは舐めても、ボルトナットは6角ですので、2角が舐めても、あと4角がありますので、もちょっとチャンスがあります。そういう意 味でも?インチサイズをそろえるのが最適ですね、とにかくインチサイズのボルトナットはその辺に売っていませんので。

もしインチサイズを1本だけと言われたら、迷わず 1/2サイズを選びます、それだけミニには沢山使われています。

 

モンキーレンチ(自在スパナ)

このスパナはなんだかんだいって、いろいろ使えますね、どんなボルトナットでも調整により扱えます。
ただし、ここ一番きちんとしたトルクを加えるのは困難です。


ソケットレンチ
 

ソケットレンチは一番確実にボルトナットを扱える工具では無いでしょうか。
ソケットレンチはレンチとソケットの二つを組み合わせて初めて使えます、下記がレンチで大きく分けて2種類が一般的です

下記写真の上段が12mmで下段が9.5mmのソケット用です。
写真では判りにくいのですがソケットとレンチをはめ込む部分は正方形です、この部分の接合は9.5mmや12.5mmが一般的で当然大きい方が大きなトル クを扱えます。

実は私が一番始めにレンチを購入したのは、2000円程度のセットで9.5mm規格でしたが、使っているうちにレンチが壊れ (内部ギヤ破壊)ソケットは砕けるなどさんさんたる物、この時壊れた勢いで手に怪我をしてしまいました。

それからインターネットで情報収集し現在はKTC製を愛用しています、特別価格でも5000円ぐらいしました
しっかりした作りとメッキ仕上げもしっかりとして一生物という感じです。
写真下の黒グリップの9.5mmレンチは、安価(1500円程度)な製品なのですが、非常に使い易く愛用しております。
具体的に言いますとKTCやその他プロが使う?品質が良さそうなレンチは取手が金属なので油なので滑り易いのですが、樹脂グリップのレンチは滑りにくいん です、もちろん高級品で樹脂グリップの製品もありますが、何か手に馴染みません。


レンチの機能と補足として


1) ソケットを取り付ける時、レンチのボタンを押してはめ込みます、ボタンを押さない限りソケットは外れません。
2) レバーが付いており、どちらかに倒すと右回り左回りに切り替え出来ます。
3) 逆にこの機能があるため頭の部分が少々大きくなっており、日本では「だるまレンチ」とも呼ばれています。
4) KTC社等の製品はガタ付き等がある場合、部品交換修理も可能で一生物です、噂によると交換費は無料との事?
5) レンチの頭で物をたたかないで下さいガタがきます。
 

ソケット

ソケットですが、下記左写真の様に色々なサイズがあります、写真はレンチが刺さる部分の方向ですので正方形の穴があいています。

写真の上段が12.5mm規格で上段左から24mm,19mm,18mm,17mm,16mm,14mm,10mm
写真の左端がプラグソケット19mmで、デープソケットいうジャンルで深い構造となっています。
写真の中段が9.5mm規格でインチ規格のソケットです。
写真の中段が9.5mm規格でインチ規格のソケットです。
写真の下右端が13mmのデープソケットです、主に1/2incの代替えとしてよく使います。

右下の写真は33mmと35mmのソケットです、33mmはハンドルボスの交換等に使われます、またノーマルのフロントハブボルトもこのサイズです。レン チはこのサイズ迄は12.5mmで可能ですが、本来このナットを締め付けるには、私の持っている長さのレンチでは、満足なトルクが得られません、本来なら もっと柄の長いレンチが必要です。

それではどうやっているのかと言いますと、鉄パイプで延長しております、この使い方は、絶対いけませんとレンチの取扱 明書に書いてありました、以前買おうと思ったんですが、その大きさと価格に驚いたのと、知り合いの工具屋さんから、このクラスになると加減が判らないの で、同サイズのトルクレンチが必要と言われ、その値段にも驚いたので、購入しておりません、10万ぐらいするような事言われました。

また35mmとなるともう12.5mmのレンチではなく、その上の19mmのレンチとなりますので、私は12.5mmを 19mmに変換するアダプタ(写真下)を取付けて使っております。この35mmサイズは、対策品フロントハブボルトの締め 付けに使います。
エンジンオイル交換の時は、24mmが必要です。

 

ミッションの整備で今まで借りていたソケットも個人でそろえた(2008年5月現在)

上のデープソケットが1-1/2inc(38mm)でミッションの組付けに必要。
下左から38mm,35mm,33mm,30mm,1-1/8incデープソケット,24mmで、した右端のオイル交換ボルト用が凄く小さく見えます。
デープソケット2種はミッション整備には欠かせません、1-1/8incはデープでなくても可能な場合も在ります。

  

下記の写真は12.5mmや9.5mmのソケットの延長や12.5mmを9mmにするアダプタや、9.5mmを6mmにするアダプタや、フレキシブルアダ プタです。
必要にこのような物を組み合わせないとレンチが入らない場所等がいくつかありますし、この部品等のおかげで作業効率が高まります。



インチ・ミリ換算表
インチ
mm
mm
該当
インチ mm
m
該当
インチ mm
m
該当
インチ mm
m
該当
インチ mm m
該当



5/16
7.938
8
5/8
15.875
16
15/16
23.813
24
1-1/4
31.750
32
1/64
0.397

21/64
8.334

41/64
16.272

61/64
24.209

1-17/64
32.147

1/32
0.794

11/32
8.731
9
21/32
16.669
17
31/32
24.606
25
1-9/32
32.544

3/64
1.191

23/64
9.128

43/64
17.066

63/64
25.003

1-19/64
32.941
33
1/16
1.588

3/8
9.525
10
11/16
17.463
18
1
25.400
26
1-5/16
33.338

5/64
1.984

25/64
9.922
10
45/64
17.859
18
1-1/64
25.797

1-21/64
33.734
34
3/32
2.381

12/32
10.319
11
23/32
18.256

1-1/32
26.197

1-11/32
34.131

7/64
2.778

27/64
11.716

47/64
18.653
19
1-3/64
26.591

1-23/64
34.528

1/8
3.175

7/16
11.113

3/4
19.050

1-1/16
26.988
27
1-3/8
34.925
35
9/64
3.572

29/64
11.509

49/64
19.447

1-5/64
27.384

1-25/64
35.322

5/32
3.969

15/32
11.906
12
25/32
19.844
20
1-3/32
27.781
28
1-13/32
35.719

11/64
4.366

31/64
12.303

51/64
20.241

1-7/64
28.178

1-27/64
36.116

3/16
4.763

1/2
12.700
13
13/16
20.638
21
1-1/8
28.575

1-7/16
36.513

13/64
5.159

33/64
13.097

53/64
21.034

1-9/64
28.972
29
1-29/64
36.909

7/32
5.556

17/32
13.494

27/32
21.431

1-5/32
29.369

1-15/32
37.306

15/64
5.953
6
35/64
13.891
14
55/64
21.828
22
1-11/64
29.766
30
1-31/64
37.703

1/4
6.350
7
9/16
14.288

7/8
22.225

1-3/16
30.163

1-1/2
38.100
38
17/64
6.747
7
37/64
14.684
15
57/64
22.622
23
1-13/64
30.559

1-33/64
38.497

9/32
7.144

19/32
15.081

29/32
23.019

1-7/32
30.956
31
1-17/32
38.894

19/64
7.541

39/64
15.478

59/64
23.416

1-15/64
31.353

1-35/64
39.291


トルクレンチ

写真はトルクレンチで、設定した値でそれ以上の締め付けを行うと、カクンと言う音とともにそれ以上回せません。つまりこの状態で指定したトルクで締め付け た事になります。これもエンジン等をばらすときには必要不可欠な道具と言えます。基本的に整備マニュアルでは、どのナットをどのトルクでと言う指示がされ ている場合が多いです、締め付けには適切な状態があるのです。
トルク単位ですが、以前は Kgf・cm(m) にて表現しましたが、1999年10月1日からはN・mに変わりました。

下記写真は9.5mm規格のトルクレンチです

 
トルクの単位
1N・ m =10.1972Kgf・cm
1N・m = 0.101972Kgf・m
1Kgf・m =9.80665N・m

トルクの換算値
Kgf・ m を N・mに換算する場合9.80665を掛けます。
N・ mを Kgf・m に換算する場合9.80665で割ります。
トルク換算例
N・ m Kgf・ m
5
0.510
10
1.02
32
6.26
68
6.93
69
7.04
100
10.20

ドライバー類

ドライバーは一般のプラスドライ バーとマイナスドライバーのほかに、ミニのメンテではポジドライバを使います。
+ネジに見えるのはポジネジと 思った方がよいです。
左が一般的なプラスドライバの先で、右側がポジドライバの先です。

ポジドライバは舐めやすいなどという人がいますが、それはプラスドライバでまわすからであって勘違いです、自分もその一人でした。本来はポジドライ バの方が、同サイズなら加えれるトルクは大きいです。

その

意外と使うのが下記左写真の工具です、どんな時使うかと言うと、錆び付きや舐めて回らなくなったボルトナットを緩めたり、シャフトに食込ませてスタッドを 緩める時など重宝します。いずれにしろ相手のパーツの最利用を考えない、最終手段系の工具です。
出来れば使いたくない工具です。



プライヤー/ペンチ/ニッパ

プライヤーにもたくさんの種類があって、左下の写真はペリカンプライヤーと言われているジャンルの製品です。私はこの工具が好きで、それなりに使いこなし ていると思っています(自慢)挟む幅をかえる事が出来るのが大きな特徴で、部品を押さえたりするときによく使います。

つかんで挟む代表的な工具はペンチとですが、右下のラジオペンチも使う事はあります。
また、電線の切断や被覆剥きにはニッパを使います。
 

ナイフ

カッターナイフは様々な部分で使います、物を切ったりパッキンや張り付いたガスケットを剥がしたりと、非常に重要な道具です。
 

ワイヤーブラシとスクレーパー

錆び付いた部分の清掃や塗装の除去など、下記のブラシとスクレーパーを使い剥がしたりします、お好み焼きのへらみたいな物です ね。その他として、サンドペーパーやオイルストーンや砥石なども使います。
オイルストーンはエンジンヘッドを外してカーボン撤去後にあたりを出すためにエンジンブロック側とヘッド側を滑らかにする為に 使いました、この作業等では、傷を付けないためにもガリゴリと闇雲にこするのはよくありません、基本は適材適所です。
スクレーパーは、コーキングを塗ったりパテ埋めのヘラ等にも使います。

ヤスリ

ミニの修理では、よくヤスリのお世話になります、部品のバリ取りや錆び落としなど様々な部分で使います、ヤスリは一般的に押したときに削れますの で、引いたときに強く押さえるとヤスリ自体の寿命を縮めます。
これで金属をこすると言う事は、そこから錆が発生するという事になりますので、塗装等の処理が必要です。
私は小さな部品等の場合は、錆を黒鉄(酸化鉄)に変える薬品を使ってから、塗装またはグリスを塗り装着して錆を最小限に食い止める様にしています。

ハンマー

工具と言えば、この工具も必需品です、プラスチックハンマーと大ハンマーです。ベッセル製の ラスチックハンマーとプロ用の大ハンマーです、以前安価なハンマーで怪我をしそうになったので、しっかりした物と思い、購入しました。
そういえば100円ショップで、この手の商品が販売されていましたが作りはやはり雑でした、しかしそんなに使わないのであればその辺から使ってみるのも良 いかもしれません。
 
上記のベッセルのプラスチックハンマーの樹脂部分は500円程度で交換部品が販売されています。



なぜか使う機会が多い、タガネ、ハンマーとのセットで使う事が多いですね.

フィルタレンチ

オイル交換のときには、必ず必要になります、オイルフイルタを外す時にはざまざまなタイプのフイルタレンチがありますが、以外とMINI1000のMTに は、下記のレンチは使い易いですよ。グリルを外さなくても脱着が楽に出来ます。

オイルフィルタの取り付けの詳細は別で説明として、フイルタをつけるときは、ゴムパッキンにエンジンオイルを指ですこし塗り込んでからはめ込みます、そし て手で閉めていくのですが、マニュアル車の場合はこの締め付けは手で固く締め付ける程度で外れたり、オイルが漏れる事はありません。
逆にフィルタレンチで締め付けると、今度外れなくなりますよ!
もし装着後オイルが漏れたりにじんだら増締めすればいいと思います、それでも手で十分だと思います、私の経験です。
 

シックネスゲージ

いろいろな厚さの金属の板が一つに集まった物で、比較的薄い0.1mmとか0.5mmとかを組み合わせて様々な正確な厚さを得る事が出来る、プラグの ギャップ幅とか、ミニではタペット調整で使われます。

例えば0.3mmは0.1mmと0.2mmを2枚重ねで作ります。
 

コーキング材

いろいろありますが、シリコン系の安価なものは使わない方が良いです、理由はシリコン成分が板金に付くとワックスやパテや塗装に を 弾くからです、なかなかこのシリコン成分は落ちないので困り者です、下記の製品はミニで本来使われている仕上がり同等の性質です。大切なのが、振動による 亀裂や剥離です、この製品はガスや紫外線でも変化しにくくとても重宝しています。

但し、シリコン系は300円程度で販売されていますが、この 製品は2000円近くします。


ガラスモール取付け専用工具

ミニのガラスゴムにモールをはめ込む際に使う工具です、新品 のゴムであれば簡単にモールをはめ込むことができます。


タイミングライト

1番プラグか4番プラグのコードにクランプを挿んでスイッチを押すとタイミング信号に同期し、フラッシュの原理で発行し続けます、この発光をエンジンのタ イミングマークとベルトプーリーにあてると、プーリーに刻まれた切りかきマークが、タイミングマーク板の数値に同期して、進角が判明します。
デスビの固定ボルトを緩めて、どちらかに回転させると、点火タイミングを確認しながら調整出来ることになります。
 


ボルトナットについて (重要)

ボルトナットの規格はどうやら、大分類で5種類はあるようで す。(これがややこしい...)
インチ規格で3種類、ミリ規格で2種類の様です。

ミニのボルトナットについては通常のDAYセンターなどでは入手できない規格の物が使われております。それでも最近見かける事が多くなりました。
規格的にはインチボルトです、ミニに使われているネジ類はインチボルトの中でもさらに,UNF規格のインチボルトとなっており、まれにミリ (M)ボルトが使われています。感覚として100本のうち98本がUNFインチボルト(ユニファイネジ)と思ってよいと思います。

このUNFインチボルトは近年インターネットの普及で、通販などでも販売されています、ミニについてはかなり細かなパーツまで入手可能と思いますので、で きるだけ新品を使う事が望ましいと考えます。
私も出来るだけ新品を使い、古いネジはとっておき、何らかの緊急時にそれを使う様にしています。

ネジの知識(興味のある方のみ...^_^;)

ネジについては、わからな い事ばかりで、まだまだ勉強中という感じです、
自動車の整備と言うのであれば、目的に合ったボルトやナットがあれば言い訳で、それ以上の知識は必要ではないのかもしれませんが、やはり調べると色々と、 疑問というか興味のある事柄がわかってきます。
たとえは、「ネジ山のピッチ」はなぜこんなに種類があるのか?日本はミリで、その他の国がインチだからと考えていましたが、そうでもないこともわかってき ます。

例えば、錆びや噛み付きを避ける為に、排気系の部分等に真鍮ボルトやナットを使ったり、MINIを含め色々な処で使われています。
この場合、真鍮は鉄よりも強度が弱いため、ナットの厚さや長さを多く取った物が使われたりします。
また排気系では、カッパーグリス(銅と高温に耐えれるグリス)をボルトナットに塗り込み、脱着時の噛み付きを防止するなどの対策も行われます。

ネジの歴史

1)ウイットねじ(インチねじ)
1841年イギリスでウイットウォースが、ねじ山角55度のインチねじを標準化。【主たる用途】国内の建築関係。

2)ユニファイねじ(インチねじ)
1864年セラーズが、ねじ山角60度のインチねじ(ユニファイねじ)を標準化。【主たる用途】航空機・アメリカ自動車それとMINI。
3) JISのメートルねじ
1949年JIS制度により規格を制定後、1965年にISO導入統一に伴い廃止。【主たる用途】